「また明日ね」
「また明日ね」
いつもそう言って病室を出ていました。
2010年12月末に入院してからずっと、ほぼ毎日病室に顔を出していました。
さすがに月1回か2回は行けない時もありましたけど;
夕ご飯の時間に行って、食べ終わるまで見て帰るのが日課でした。
食欲の無い時もあったけど、頑張って食べていました。
それが2ヶ月くらい前、急に体調を崩して食べられなくなって
今日のお昼、おばあちゃんは亡くなりました。
病院で動けなくても、食べられたり誰かの顔を見られたりすれば生きている意味があるんじゃないかと、ずっと通ってたんですけど、それが本人にとって良かったのか悪かったのかわかりません。
たぶん、半分以上は僕の自己満足です。
生きているから辛そうで、でも何か1つでも良いことがあれば生きている意味があるのかなと思って。
今は、とても穏やかな顔をしています。
最後も、話を聞いた限りではそれほど苦しまずだったようで、眠るように息を引き取ったんじゃないかと思います。
まだ亡くなった感じはしなくて、まるでただ眠っているだけのように見えて
でも、今まで家に帰ったのは全部で10回あるかないかの外出のみだから
帰ってきて布団に寝ていて、今は返って安心してます。
たぶん、火葬する時が一番寂しいんじゃないかな。
さよならはその時に言おうと思っています。
おばあちゃん、今までありがとう。
なんかここまで書いてきて
たぶん、おばあちゃんに顔を見せに行ってたのではなく
自分がおばあちゃんに会いたくて行ってたんだなぁと
なんとなくそんな気がしました。
何書いてるのかよくわからなくなってきましたが
とりあえず、20日がお通夜で21日がお葬式です。